はだノート

自己満です

中指を挟んだ

Hello.

 

今日はとことんドラムをやろうと意気込んでいた。練習開始から1時間が経った頃だろうか。悲劇は起きた。

ドラム椅子の、恐らく歴史上誰も指を挟んだことのない場所に中指を挟んだ。天文学的な確率を引いてしまった。

痛みのあまり、自分でも引くくらいの咆哮を上げてしまった。

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こんな感じ。

指の先端に内出血が起きてグロテスクなことになっている。血豆がじんじんと痛む。

 

そういえば最近、マウスピース矯正を始めたのだが、先日4枚マウスピースを紛失したばかりだった。追加費用2万円。無論、こんな大事なもの普通の人は失くさない。

 

クソが!!!!!!!!!

最近、ツイてない。

怒りに身を任せ、はてなブログを起動した!

ドラムを叩いてエレガントに良い汗かくはずだった俺の休日を、文章作成にBETします。ポジティブなこと書こう。

畜生!!!!!!!

 

突然ですが皆さん、失敗してますか?

後悔してること、ありますか?

 

失敗したい!と思って失敗する人間なんていない。私たちは常に、失敗しないよう、後悔しないよう、最善の道を模索しながら生きている。

でもどんな道も、進んでみないことには分からない。だから、後悔はきっとこの世から無くならない。

生涯のうち、誰しもが幾度となく思うはず。過去を改変することができたら。あの時に戻って、あの選択を取り消せたら。

残念ながら、現時点ではタイムマシンが実現される見込みは全くない。

 

過去は決して変えられない。

誰しもがきっと、この不変の事実に何度も歯痒い思いをしたはずだ。

 

でも、過去が持つ意味は容易に変えることができる。

 

どういうことか。

 

例えば、僕がこうして最近犯した失態をブログにして誰かに見てもらえれば、それで誰か1人の口角をちょっとでも上げれたら。僕の過去に、失敗に、僅かながら正当性を与えられるのである。少しでも、あの失敗に意味があったと思える(取り消せるものなら全然取り消したいけど)。

 

もう一つ例を挙げるとすれば。

僕は小学生の頃、運動も勉強もできない友達もロクにいない、何一つ誇れるものがない自分を変えるため、猛勉強して挑んだ中学受験に笑えるくらいあっさり落ちたのだが、あの時もし受かっていたら、今頃ドラムもバンドもやっていなかっただろう。

合格発表の次の日、僕をいじめてたクラスの不良に「お前落ちたんwwwwwwwww」って爆笑されて目の前が真っ暗になったのをよく覚えている。当時はもうこれ一生引き摺るんじゃないかってくらい酷く落ち込んだ。

でも今、あの時受験に失敗して本当に良かったと心の底から思う。

もっと正確に言えば、その後ドラムを始めるという選択をしたから、あの失敗を正当化できたのだろう。

 

つまり、過去そのものを変えることはできなくても、過去が持つ意味は現在の行動次第で絶えず変化するのである。

 

皆さんもそういう経験、きっとありますよね!

 

今が変われば過去も変わる。胸を引き裂くようなどうしようもない悔恨も、何かの行動で「むしろあれでよかった!」と思えるかもしれない。

 

何かを後悔してる人。もしくは、後悔を恐れて前に進めない人。

大丈夫!

 

常に正しい道を選び続けることだけが人生じゃない。そもそもそれは不可能だから。

大切なのは、歩んできた道のりを愛せるように今を生きること。

 

行動することをやめなければ、きっと何事もどうにかなる。

前向きにいきましょ!

 

ただ、やっぱりマウスピースを失くしたというあり得ない失敗はどう頑張っても未来永劫正当化できる気がしない。辛すぎる。普通に僕が悪い。中指も痛いし。悔しい。